01 がっかりなホームページの共通点

「もったいないなぁ。」

いろいろなお宿さんのホームページを見させていただき、感じることがあります。

  • スマホでちゃんと見れない
  • 何年も更新されてない
  • 写真のクオリティーが低い
  • 写真が古くてリアリティーがない
  • 料理写真がイメージ写真で現実感がない
  • 写真が少なく様子がつかめない

 

「5年以上前に作ったまんまなんだろうなぁ」

写真が古くかったりリアリティーが伝わってこなかったり。
更新しないことを前提につくってしまっているのです。
「さわりだけの情報」つまりどうにでも解釈できる「ほわっ」とぼかした情報。更新しないことを前提にした書き方。「詳しくはお問い合わせください。」など。これパンフレットなど印刷物をつくるときにはよくやりますよね。でもインターネットのよさって、どんどん更新していけることではないでしょうか?
宿へ電話するという高いハードルをお客様に超えさせなくても、「ここに決めよう」という情報を伝えられます。

 

ホームページが放置されている理由

じゃらんや楽天のほうはわりと更新しているのに、公式サイトは全然・・・
これはどういうことなのでしょう?やはりネットエージェントは「自分で更新できる」という部分が大きいのではないでしょうか。

  • 業者にコンタクトをとるのが面倒
  • お金がかかる
  • じゃらん・楽天トラベルのからの予約が圧倒的に多いから
  • そこに労力を投入できない

インターネットが普及し始めた頃、こう思いませんでしたか?

「すばらしい!お客さんがうちのホームページを見つけてくれて、直接予約してくれる時代が来たんだ。」

と。

インターネット時代の到来は宣伝力は無いけども個性的な宿が活躍できる時代だと、喜んだのです。

それでは現状はどうでしょう?
旅行代理店がじゃらんや楽天トラベルなどのネットエージェントに差し替わっただけで、何もかわっていません。
多くの宿がそれに依存しています。じゃらんの掲載順位を気にし、

「しかたがない、じゃらんがお客さんを連れてきてくれるんだから」

と言いながら多額の手数料を支払っている。これが期待した姿でしょうか?

たとえばトップページの画像を季節ごとに変えるだけで予約の入り方に違いがあることを知っていますか?どれぐらい違うかというと、

「なんでいままでしてなかったんだ!」

と地団太踏みたくなるほどです。(←大げさです)

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