丹羽商店は、近江商人の心得である
「売り手良し」
「買い手良し」
「世間良し」
の考えが大好きです。
小さい宿のホームページコスト負担
小さい宿は大型旅館にくらべてホームページの費用負担が大きくなります。
100万円を売り上げるためのホームページのコスト負担を試算してみました。
年間売上(公式HP) | HPコスト | 100万円売り上げるためのコスト | |
---|---|---|---|
大型旅館(50室) | 3,600万円 | 100万円 | 3,125円 |
小さい宿(8室) | 600万円 | 30万円 | 50,000円 |
※HPの制作料金は私の肌感覚の相場です。HPからの売り上げは私のお付き合いあるお宿をサンプルにしています。
つまり小さいお宿は大型旅館にくらべて売り上げに対するHPのクスと負担が大きいのです。
これでは
「高い料金払ったんだから少しでも長くホームページを使って元を取ろう」
という思いが働いてしまいますね。
これは「古いままのサイト→予約に結び付かない」の負のスパイラルを生みます。
すべての宿が資金に無理なくHPを持てる世界をつくる。
これが私たちの理念です。
すべての小さい宿が「集客できるホームページ」を持てるように。
弱者というとらえ方ではなりません。個が息づいているからです。
やる気はあるが資金と人材が十分でない、というお宿にすこしでもお力になれればと思います。
三方よし
宿は・・・初期投資を無料で、ホームページが持てる。もちろん撮影も含まれています。
世間は・・・小さい宿が存続することで、その地に根差してきた、画一化されてない、日本の宿文化の生の姿を味わうことができます。
私たちは・・・ホームページが有効な働きをしたその成果として料金を頂戴します。
正直に言います。私は私欲を消し去ることができません。でもバランスをとることはできそうです。