あるお宿さんがコンサルタントからこう言われたそうです。
「もったいない。もっと料金上げてもお客さん入るのに」
「他のお宿さんは2倍まで上げるところもありますよ」
繁忙期というのは食材のコストが上がりがちです。
人件費も上がりがちです。
ですからそのコストアップ分を料金に転嫁するのは当然として、ではそれ以上に
「儲けられるときに儲けよう」
とするか、
「満室になってくれればそれでいい」
とするか、
それはその宿が何を大事にするかという根本の哲学の話になりますね。
お客様とどういう関係になりたいか。
僕が泊まりに行きたいのは、繁忙期を当てにするのではなく、
平日でもお客様に来てもらえるような宿になろうと自らを磨くお宿です。